歌会の先生が肺炎で入院

 曇天で陽射しがなく、気温が上がらない。

 七月なのに半袖では肌寒い。

 午前中は近くの特別支援学校に足を運び、校門近くの売店で校内の菜園で採れた野菜を買った。ジャガイモ、獅子唐、茄子、モロヘイヤ、ピーマンを各一袋づつ買った。

 校内にあるカフェではあたたかいハーブティーを飲んだ。店では生徒さんが入れた珈琲が飲めるが今日は珍しく濃すぎるというクレームが出た。お湯で薄めてくれとお客さんが頼んだのだ。

 生徒さんや先生がこの世にはいろいろな人がいるということを学ぶのもを実習授業の成果のひとつなのだろう。少しくらい濃くても何も言わずに飲む人、薄めてくれとはっきりと言う人、どちらがいい人でどちらが悪い人ということはないだろう。ただ、自分が思っていることを伝えるのはいろいろな方法があり、その方法を工夫するのもいいと思う。

 午後から歌会なので早めに家に帰り、簡単な昼食を食べ、でかけた。

 歌会の会場は東急線武蔵小杉駅前のビル内の一室。わたしが着いた時は他の人は全員来ていた。

 歌会の取りまとめをする人から先生が肺炎で入院していて、今日は来ないと知らされた。入院したのは7月1日で、ご自分で119番に電話して救急車を呼んだとのこと。

 先生自ら入院した旨と今日休むことを歌会の参加者のひとりに電話したとのことだが、歌会の取りまとめ役の人に電話するのが筋ではないかという意見が出た。そういう見方もあるのかと思うしかない。先生は電話しやすい人に電話をしたのだろう。

 先生がいないので歌会はあまり面白くない。わたしが出した歌はみなさんの意見を参考にさせてもらったが、自分でも未完成なひどい歌を出したものだと思った。短歌を詠う姿勢が少し緩んだかもしれない。気を引き締めて行こうと思った。

 

しばらくの間見かけず寂しむに今朝草かげに虹色とかげきらめく

 

鳥が来て日にいくつかの桃の実に齧りし跡を残し去りゆく

 

朝明けの庭に落ちたる桃の実を拾ふがわれの日課となりつ

 

 

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昨日作った今年最後のすももジャム、黒糖を少し混ぜて作り,ひとつは知人にあげた

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”テンダーピンク”という名のダリア、ほぼ満開になった