今日から七月

 朝方は雨が降っていた。その後雨が止む時間が続き、薄日がさす時間もあったが夜になり、強い雨が降るようだ。

 一年の半分が過ぎ、今日から七月がはじまる。新型コロナで自粛生活が長かったが現在でも自粛生活が続いているようなところもある。

 行きたいロンドン・ナショナル・ギャラリー展は事前に予約してチケットを買わなけければ行けなく、以前のように朝起きて今日は美術展に行こうというノリは通用しなくなった。これからずっと予約販売は続くだろう。こういう新たな方式に慣れなければ。

 歌会の仲間二人から電話がもらった。ひとりからは仲間のひとりが6月で歌会を止めると電話をして来たと知らせてくれた。もう一人の電話はそのやめる仲間からで、七月に開かれる歌会のどちらか(二回開かれるから)に出席してみなさんの顔を見て挨拶してから歌会を止めるつもりだったが、コロナの感染者がまた多くなったので七月の歌会には行かないという電話だった。千葉県から東京を通り、神奈川県へ、歌会には一都二県を移動することになり、怖がる気持ちもよくわかる。

 この仲間は今年の1月から歌会に参加し、3月からは歌会が中止になり、先生の添削だけで続けていた。その添削も先生の入院でできなくなり、ほんとうに恵まれない出会いではあった。短いけれどやはり縁があったから出会ったので、気持ちよくわかれてまたどこかで縁があれば会えるだろうと思った。

 最初に電話をくれた仲間には用事があって、こちらからも電話をした。歌会の会場となる会議室は四か月前に申し込み抽選で確定すれば予約できるが、今回、10月分の予約はひとつもとれなかった。コロナウィルスのこともあり、なるべく広い部屋をとろうとして申し込んだのが仇となった。このことを伝える電話だったが仲間は歌会ができるところが他にあるかもしれないから臨機応変に行きましょうと言ってくれた。

 まだ時間があるので、キャンセル待ちで会場がとれるかもしれない。ゆったりとかまえることにした。

 電話をし、部屋の掃除をし、それ以外は昨日買った本を読んだ。短歌の歌集や短歌の雑誌もいろいろ読みたい。投資についての本もいろいろ読みたい。