すももをもいでみんなに配った

 どんよりと曇りか雨の天気が続く。

 今日は曇りだが雨はほとんど降らなくて、一時は陽射しが注いだ。風があるので蒸し暑いがなんとかしのげる。

 洗濯ものも昨日洗ったものがやっと今日乾いた。調子に乗ってまた今日も洗濯をした。

 朝早い時間から庭に出て、2本植えてある李(すもも)の木から熟したすももをもいだ。熟れ過ぎた実が自分の重みで落ちるようになった。収穫するとき枝を動かすとそれだけで落ちる実が多くなった。

 もいだ李を4つの袋にわけた。ひとつは多めに、あと三つはふつうに。あげる相手を想定して量を決めた。たくさんあげるとこんなにたくさん!と言う人もいるし、どんなにたくさんあげても自然に受け取る人もいる。

 近くの特別支援学校に李を入れた袋を持って行った。校門の近くに売店があり、今日は野菜がいろいろ獲れて販売されるとのことなので野菜が出るまで待った。待っている間に持ってきた李の袋を知人に配った。重くてたまらないから早く渡したいと思って。

 10分ほどでじゃがいも、玉葱、ミニトマト、茄子、キュウリ、モロヘイヤ、ピーマン、獅子唐が売店に並べられた。といってもプラスチックの容器に袋詰めにした野菜を入れて階段に並べるだけだ。

 わたしは茄子と獅子唐、玉葱、ピーマンを各1袋づつ買った。茄子はふつうのずんぐりしたものと、米茄子がひとつづつ入っている。野菜はどれも一袋100円である。

 校内にあるカフェに近所の奥さんも誘って入った。にぎわっていたので補助椅子を出して座った。

 今日は聞き役にまわり、カフェでの時間が過ぎてゆく。わたしが話したのは李の木に巣を作った鳥がいなくなったことだけ。鳥の横顔をはっきりと見たのでいなくなるとなんか寂しい。あれはキジバトではなかったと今は思う。目が違っているから。

 家に帰り昼食後、陽射しが出たのでまた庭に出て李を収穫した。家の前に道を通りかかった近所の奥さんが気を付けてね、と言いながら駐車場の中に入ってきた。わたしは脚立の上から、よかったら少し李を持って行きますかと話しかけた。大きな袋にたくさん収穫したので小分けにするため家に戻り、小さめの袋にいくつか入れ手渡した。

 さらに収穫を続け、こんどは2袋にわけて、それぞれを近所の家に持って行った。

李はまだ木の上のほうにいっぱい成っている。そろそろ配る人もいなくなるので、次は自由に持って行ってもらうようにしたい。

 

 

 

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朝早く収穫したすもも