雨が止む間にすももを収穫

朝早い時間は雨が止んでいたがやがて降り出し、降ったり止んだりの天気。

一日中厚い雲が空をおおっている。

 新聞の週間天気予報を見るとほぼ1週間傘マークが並んでいる。庭の李(すもも)の赤みが濃くなったので、晴れ間にもごうと思っていたが雨続きの予報なのでに雨の止んでいるときにもぐことにした。

 夕方近く雨が上がったのでレインコートと長靴で守りをかため庭に出た。脚立にのぼり熟れている李をていねいにもいだ。枝を揺らすだけで落ちる実がいくつもあり、収穫を急がなければと思った。

 とりあえず、3袋分の李をとり、ひとつはお向かいの家に、もうひとつは近所の商店街の人に、三つ目は親しくしている犬友だちにあげた。

 近所で親しくしている人は犬が縁の人が多い。留守宅には玄関ドアに袋を吊るし、犬友だちには電話して家まで届けた。ちょうど愛犬を外に出しているところで、今年の3月で16歳になる柴犬の女の子はごろんと道路に横になっていた。歩かないで横になっている姿を見ると年老いた柴犬レオを思い出す。

 

夕ぐれに灯のともらぬを寂しむ家とり払う旨あいさつに来つ

 

表札を外されし家の郵便受けガムテープにて閉じられてをり