やっと三分の一だけ彩色できた

 昨夜は最近では珍しく未明の3時過ぎに起きてしまい、すぐ眠れたがまた4時半ごろ起きた。もう一度眠りにつき、次おきたのは8時半。

いつもは4時半から6時くらいの間に起きるので、今日は午前中が短く感じた。朝食を食べるとすぐお昼になる感覚だ。

 お昼前に雨が上がったので庭に出て、李の実を急いでもいだ。もぐ間に熟し過ぎた実がぼたぼた落ちる。地面は自然に落ちた熟れ実でいっぱい。ゴミとして集めて捨てるしかない。

 一袋は近所の奥さんへ持って行った。息子さんが李のジャムが好きとなんども聞いたので・・・・・・・・。

 残りは自宅用の生食と自宅用のジャムに。

 昼食後は図書館で借りてきた本を読み終え、その後やっと絵を描く時間ができた。

 昨日は東屋や木立の幹を中心に彩色した。今日は本命の紫陽花が群れ咲くところを彩色した。色を塗っていて一番楽しいところ。紫陽花のきらきら光の葉、影になる葉。紫陽花の色も青系、紫系と微妙に違う。直線的な葉の植物が東屋の下の手すりの際に植えられている。こういうのを絵筆でのびやかに色付けしていくのはほんとうに楽しい。

 やっと三分の一だけ色付けが終わった。あと東屋とそのまわりの木立が残っている。東屋はちょっと悩んでいる。肉眼では屋根の中の骨組みまで影になってはいるが見えた。ただ写真ではほぼ黒い影になっている。ただ、べたに影にしたのでは絵が詰まらくなることは確か。なにしろ絵のほぼ中心にあるのだから。

 紫陽花は中心ではなく脇的な役割かもしれない。

 

 

桃の木の重荷を解かむと実を間引けば枝を揺らして喜ぶがごとし

 

春先に舗装路をゆく蝦蟇今は見ず失ひしもの数えきれず