朝方は雨が降ったがやがて止み、晴れ間が出て陽射しがそそいだ。
だが長続きせず。お昼過ぎから雲が多くなり夕方は雨が降りそうな空模様。めまぐるしく変わる天気に気持ちも落ち着かない。
今日は電話をよくかけ、またかかってきた。
友だちのお母さまが入院したという話を共通の友だちから聞き、心配になり電話をした。友だちの誕生日が明日なので、おめでとうも言いたくて。
入院するまでのいきさつ、入院してからの〈9日になる)お母さまの様子を話してくれた。友だちは気持ちが不安定なためか涙ぐむことも。
たくさん話すことによって少しでも気持ちが落ち着くといいのだが。
退院して家に戻って来られるか、まだわからない状態のようだ。、リハビリをして歩けるようにはなったが家で夜中に起きてトイレに行き、倒れることが重なったので一晩中友だちが見守るわけにはいかず、どこかに預けるという選択肢も考えているようだ。
無理をしないようにと念を押し、誕生日おめでとうと締めくくって電話を切った。
友だちと話している間に携帯に着信があったのでコールバックし、用件をひとつすました。
しばらくし近所の友だちから電話があり、3月の末に会ってから飼い猫が腸が動かなくなる病気になり、1週間通病院に通って点滴をしたそうだ。現在は食ベられるようになり、ひと安心と言った。
この友だちは犬と猫を飼っていて、どちらも高齢なので大変だ。友だち自身も難病を抱えているのでわたしも心配である。
ここまでが午前中で午後は車で駅前のスーパーに買い物へ。お米とワインを買った。
ワインはよく飲むわけではないが数か月に1本くらいの頻度で飲むことがある。手元にあるとなんとなく豊かな気持ちになる。
車で家に帰る途中、母の下の弟(わたしにとって叔父)が住む家がとりこわされ、庭木もすべて抜かれ、塀もなくなり更地になっていた。叔父は他界し、家を取り壊し新しく建てることは知っていたが、亡くなってみるとさまざまな思いがこみあげた。
叔父は中学校を卒業したあと、有名な光学機械のメーカーに勤めるようになった。定年まで勤めあげた。叔父の人生の大切な一部がとりこわされたような気がした。
家に帰り、同じ敷地内に住む母の上の弟の奥さんに電話をして、更地になっているのを見たことを話した。ちょうど昨日とりこわしの作業がすべて終わったそうだ。
こんなわけで電話をしたり、電話をくれたりの1日が終わろうとする。
今夜は友だちが送ってくれた竹の子で竹の子ご飯を炊こう。
昨夜のうちにゆがいてあるのですぐできる。
ほかほかの竹の子ご飯がわたしの気持ちをやわらげてくれるだろう。
朝の雨にさくら花びら南天の葉に散りこぼれ白く光らす