桜が咲き始める日曜、明治神宮の月次歌会へ

桜の開花が宣言されてから気温が低めの日が多く、桜はまだあまり開いていない。

 今日は月に一回開かれる明治神宮月次歌会の日。

 いつもより早めに玄関を出たが、鉢植えの水やりをしたり、鉢植えを陽のあたる場所に移動したりなどして結局いつもと同じくらいにJR原宿駅に着いた。

 原宿駅はいつもより混み合っていた。明治神宮へ向かう跨線橋を渡り、大鳥居の前もいつもより人が多かった。春の陽気に誘われ人出が多いだろうか。

 社務所で開かれる歌会の講師は栗木京子先生。当座(その場で出されるお題)は「育」だった。

 わたしの歌はよくあるふつうの発想で詠んだもので、もう少し発想を広げればよかったと思った。

 

種蒔きて守り育てし矢車草霜を乗り越え青き笑み見す

 

種まきて守り育てし矢車草霜をのりこえ青き笑み見す

 

上が提出した歌だが、下のように漢字を開いてかな書きにすればよかった。

もう一首、こんな歌も

 

保育園の焼き芋の大会終わればしづかに熾火が残る

 

 歌会では別の歌会の仲間と同じ席に座り、後ろの席の人とも話しをかわした。この歌会に通うようになり5年半あまりになり、顔見知りは多いが新しい参加者も増えてきた。はじめてこの歌会に参加するようになった頃をしばしばなつかしむ。

 

 最寄駅からの帰り路、秋田犬の老犬を見て短歌を詠んでみた。

 

 秋田犬老いてままならぬ身ふたりの人に支えられ家へと入る

 

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原宿駅前、この駅舎は壊されるのか保存されるのか

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原宿駅近く跨線橋のそばに建築中、ここが新しい原宿駅なのだろうか

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こちらも跨線橋の横に建築中、こちらは居間の原宿駅により近い、こちらが新しい駅なのだろうか

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明治神宮の大鳥居、くすのきの新芽がきれい