寒い朝の日曜日、明治神宮月次歌会へ

朝は気温が下がり、居間の室温を見ると10℃を少し超えたていど。

冬の寒さにエアコンの暖房を久しぶりに入れた。

 今日は明治神宮社務所で開かれる月次歌会の日。

 いつもより少し早めに家を出たが、庭に置いた植木鉢に水やりが必要なのがいくつかあり、水やりをしているうちに時間が過ぎた。

 急いで駅に向おうとすると近所の知人がちょうど車で通りかかり、駅まで送ってくれると言ってくれた。ありがたく乗せていただいた。

 JR原宿駅は連休中のためかいつもより混雑していた。跨線橋を渡り、明治神宮の大鳥居付近も人が多く、参道も多かった。

 混雑ぶりを見ると、この歌会に通い始めたころのゆったりとした参道のありさまがなつかしくなった。

 今日の歌会の講師は來生靖男先生。当日出されるお題は「旧友」。 

 わたし自身はあまりいい歌が詠えなかった。この題でもう少し時間を欠けて歌を作ってみたいと思った。

 月ごとに変わる兼題で出した歌が佳作に選ばれていた。4月の兼題は「装ふ」である。

 

 装はず咲く野の花と思へるに姫踊子草葉に紅をさす

 

 この歌は自分ではふつうの歌と思っていたが、他の方の歌と比べるとかなりユニークな発想のように思えた。

 

 出会ひしころ喧嘩もせしが時重ね旧友となりゐたる友

 

 他にこんな歌も詠んだ。

 

神宮の森にそそげる日の光ひとり占めして楠若葉萌ゆ

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卯の花という名前の菓子をいただいた

 

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こちらは最寄りの駅前に植えられた白花の花水木

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