歌会の詠草を投函する

日曜の朝はいつも通り6時ころ目覚めた。

すぐテレビをつけてNHK短歌を観た。テレビ体操をしてその後はNHK俳句も観たがどちらもなんとなく見ていた感じ。

 いくつかやらなければ行けないことがあり、のんびりできない日曜日。

 歌会のために4か月先の会場〈小さな会議室〉の抽選申し込みをしなければいけない。7月の第一週と第4週の2回申し込む必要があるが、第4週の目的の日が申し込み不可になっている。その翌日も不可。

 わたしはこの歌会のいちばんの新米だが、歌会そのものは十年以上は続いているようで、何回か例外はあるがほとんど同じ曜日に開催してきた。

 わたしの独断で違う曜日に会場をとることはできず、歌会の仲間に電話して相談すると、同じ週の違う曜日を2日分申し込んで歌会のときにどちらがいいか聞けばいいと言われた。

 月曜と金曜日なら抽選申し込みができるのでそのようにした。抽選によって落ちる可能性もあるがわたしたちが使う会議室はいちばん使用料が高いためか倍率が小さくいつもとれている。

 インターネットで抽選申し込みを終え、次は同じ歌会のための詠草を送る作業をした。

 ワードで入力した皆さんの短歌(A4サイズ2枚分)をプリントアウトし、コンビニで送る人数分コピーをとった。詠草をまとめたものは2タイプあって、ひとつは作者の名前が記してあるもの、ひとつは記してないもの(誰が読んだかわからない)。

 それぞれ送る相手によってわける。自分の短歌は提出するが歌会に出席しない人には名前の記したものを送っている。

 短歌だけ出す人は超高齢者で、歌の締め切りが遅れたり,何度も催促して送ってくれたりなど、手間がかかる。短歌が好きなのはわかるがその人たちが歌会に歌を出し続けるとわたしは疲れる。そのぐらいのことは何でもありませんよと言えるのは理想だが現実のわたしはそうでなく、そういう自分をそのまま認めている。無理をして自分の気持ちを取り繕ってもストレスがたまるだけ。

昼食後、コピーしてきた詠草と互選票をホチキスでとめたものを13人分作り、13人分の封筒に自分の住所を書き、封をしてポストに投函した。ちなみに宛て名は受け取る本人が「様」付きで自分で封筒に書くことになっている。

 ほっとしたと同時に疲れがどっと出てきた。まぶたの縁がぴくぴく動いて、疲れてますよとサインを送っている。

 庭に出て、軽く身体をうごかすのもいいかもしれない。

 

春の川につがひの軽鴨浮かびゐて一羽の鷺がえさ獲り続く

 

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朝の光線で撮った花壇、朝の光か夕暮れの光が花の写真にはいい

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朝の光で撮ると昨日のパンジーとヒヤシンスの寄せ植えがこんなふうに

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絞り模様の椿も朝の光だと、葉っぱの色が割合ときれいに出る

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乙女椿は長い間咲き続けるがこれから本番