歌会の詠草をまとめる

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昨夜は昨日の歌会の影響もあるのか、寝つきが悪く、午前1時頃まで起きていた。

 目覚めたのは7時少し前。寝不足気味だ。

 ほぼ2週間後に開かれる歌会のために、みなさんが詠った短歌各2首づつをまとめた。

 文字数と行数を自分で設定し、ワードを縦書きにして打ち込んだ。1首の短歌が1行におさまるようにし、A4の紙にちょうどよい行間でおさまるようにする。

 1名だけ締め切りに間に合わない人がいるが最後の2首として他の人の歌をぜんぶ打ち込んだ。

 人さまの歌を読むとここはこうした方がいいと思う歌がいくつかある。自分の歌はこれほどは冷静に読むことができない。他人の歌を読むのと同じ客観的な目で自分の歌を読めなければ、と思うがなかなかそうはいかない。

 歌会を指導する先生の歌も同じように2首あり、さすがと思った。無駄なことばがなく、言葉の並び方が的確である。しかもどこかゆとりがある。文字と文字のあいだがゆったりしているような印象がある。

 昨年の末ごろから先生は身体の調子が悪く、そういうときは読む歌もどこか精彩がなかった。

 ときどき昔、この歌会に出した歌を再度出すことがあり、心配していた。ただ、これはこれからもありそうだ。今回詠まれた歌が前に歌会に出した歌かどうか、わたしはこの歌会に出席するようになって2年半弱なのでわからない。

 

あのころは日比谷にありし三信ビルしのびつつ人の流れに入りつ

 

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桃の木の下に植わった、この庭でいちばん遅咲きのクロッカスがつぼみをつけた