ふたたび春の陽気、特別支援学校へ

朝からあたたかく、日中はさらに気温が上がった。

目高が棲んでいる庭の甕にも防寒のござを巻かなかった。

 朝ごはんの後、玄関の呼び鈴が鳴るので出ると友だちが犬といっしょに来ていて、小松菜を二束くれた。ありがとうと受け取り、ちょうど作り置きがあった手作りの柚子ジャムをあげた。

 午前中は特別支援学校の校内にあるカフェに行き、菜園で採れたハーブティーを味わった。知人や友人との会話を楽しんだ。知人のひとりはお酒を飲み過ぎ、帰り路で転倒してしまい、目の横に擦り傷をつくり、手には内出血、前歯が少し欠けた。骨を折らなかったのは良かったが気を付けてほしい。

 午後遅くなってから、歩いて駅前のスーパーマーケットに行った。重たいものを買わないので徒歩でもいいかなと思った。道を歩くといろいろなものが目に入って、短歌を詠む楽しみもある。その場で詠めなくても、情景を目に焼き付けて後で詠むこともできる。

 買い物の前にスーパーマーケットと同じビル内にある本屋で立ち読みした。歌人の栗木京子さんが新しい歌集を出したことがわかり、なんとかして読みたいと思った。図書館に購入を頼むか、自分で買うか、どちらかにしたい。

 買い物後も本屋に立ち寄り、立ち読みした。歌人の佐藤佐太郎さんの歌を解説した本で、こちらは買うほどのことはないが、佐藤佐太郎さんの歌集を詠みたいと思った。

 帰りは公園に寄った。この公園は坂道の傾斜を活かして作られた公園で、下のほうに小さな池があり、池の中に小さな島があり、渡り鳥のマガモの群れがいる。

 マガモはなんとなくつがいになっている。つがいのような、つがいでないような、ああいまいなのもいて、ぴったりと二羽でいるのもいる。

 雄と雌では見かけがまったく違う。雄の羽根の色、模様は見飽きないほどきれいだ。

頭の深い緑色はこんなにきれいな緑色があるだろうかと思うほど。

 短歌が詠めればいいのだが詠めなかった。この池には天敵はいないのだろうか。桜が咲くころはこの池にはいないのだろう。

 

ゆるやかなつがひとなりて街中の小さき池に鴨らが憩う

 

われを見てつがひ二組が泳ぎくる手のレジ袋を見分けたるや

 

 

 

 

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黄色いクロッカスも咲いている

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こちらは青紫色のクロッカスの芽、咲くのはしばらく後になる

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蝋梅の木の根元に咲く白いクロッカス

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こちらは桃の木の下で咲く白いクロッカス