昨日は昼間は大掃除の続きをして、短歌をいくつか作った。
夜はテレビのフィギュアスケートを楽しんだ。
高橋大輔さんが銀メダルをとり、世界選手権の出場権を得たにもかかわらず辞退した。辞退した思いを述べることばに共感した。出たい気持ちはあるが引き受けて出場するまでの覚悟ができないという。若い世代にとって世界の強豪を相手にフィギュアスケートをする機会は大切だとも語った。
こういう感じ方が正しいがどうかわからないが、年齢を重ねるにつれてしたい気持ちはあるが踏み切れないということが多くなるような気がする。ただ、チャンスが訪れるということは天があなたはできると判断したから、とも考えられる。
高橋大輔さんにはご本人がそうしたいと思う限り競技生活を続けてほしい。陰ながら応援しています。
今日は武蔵小杉で開かれる今年最後の歌会。
12月11日の歌会は先生の奥さまがご病気とのことで先生は欠席されたが後からそんな大げさな話ではなく、ただ奥さまの定期的な診察に付き添っただけとのこと。耳が遠く診察の順番が来て呼ばれる名前が聞こえないため先生が付き添ったとどこかで情報がねじ曲がった、伝達の不備としかいいようがない。
午前中は手作りのベーコンを2時間ほどかけて作り、ひとつ友だちに分けてあげた。わが家まで取りに来てくれたのでお茶を出して、少しだけ話した。
急いで昼食をとり午後の歌会のために家を出るが5分ほど会場に着くのが遅れた。
先生は今日はいらしたがそんなに元気そうではない。
みんなの詠草は26首。歌会の参加者は11人。歌を詠った作者が自らの歌について話始めたので司会者が歌会で自分の歌について語る是非をみんなに訊ねた。先生の一言でその歌の内容について作者に確認したい時だけ、司会者が本人に訊ねるようにするというルールにした。
歌会で自作の歌をあれこれ語るのはわたしは好きでないが、話したい人は話せばいいくらいに思っていたのでルールができてよかったと思った。
わたしが出した歌を先生は直してくれた。
薄暮の窓きらきら煌めくシーソーにサンタクロース乗りて上下す
ふたたびは枝に戻れぬ落葉たち風のまにまに街かけめぐる
歌会の後、四人だけでパン屋さんに入りお茶を楽しんだ。わたしはこの歌会のいちばんの新入りだが古くから先生に師事している人が先生はこわい人だと話した。自分の考えを否定したり、自分より上に立とうとする人に厳しいと。
わたし自身はこわいと感じたことはない。年齢と共に角がとれたところもあるようだ。