昨日は気温が上がって蒸し暑かった。午前中、いつも行く特別支援学校のカフェは休んで、午後の歌会に行った。いろいろなところをはしごするのが負担になってきたようだ。
歌会はわたしをふくめ8人の参加者でおこなわれた。先生は7月からずっと休んでいる。わたしたちの歌を前もって先生に送り、添削されたものが歌会の運営委員に送り返される。
歌会は司会者が一首づつ指名した人が、歌についてどう思うかを話す。歌の感想を述べるのは一首につきひとりのこともあれば数人のこともある。
先生の添削は歌会の最後に全員に配られる。今回先生が選歌した歌は4首(18首中)。先生が歌の意味を変えずに,語句を替え並びも変え、ほとんどに手を入れる添削もあれば、ある語句だけを直すこともある。まったく手を入れていない歌もある。
わたしの詠草3首は1首がそのままで、もう一首は助詞や語句を取り除きすっきりと直してある。3首目は手を入れていないがわたしの言いたいことをしっかりと伝えていないと先生のことばが記されている。
街灯の色の魔法にかけられて夜桜のごと葉桜はなやぐ (わたしの歌)
街灯に魔法をかけられ夜桜のごと華やげる葉桜仰ぐ(先生が手を入れた歌)
川幅のせまき街川白鷺がバランスあやふく降りるが見ゆる
上の歌は添削なしで、先生が4首選んだ歌のうちの1首。
先生が出席されない歌会はやはりものたりない。だがもう歌会に来られることはないだろう。先生のご自宅の近くに別の会場を見つけて歌会を開くという案もあるが、先生にどれほどの体力が残っていられるかわからないので、簡単には実現できそうもない。
わたし自身も今より遠いところに月に2回通うのは厳しい。そこまでしてこの歌会を続けたいかどうかもわからない。
先生の添削による歌会を月に1回にしてはどうか、という意見もあるがあまりまともに取り上げられなかった。
他の講師を見つけて別の歌会を立ち上げては、という意見もあったが本気でそう思っているのかどうか。ただ口に出してみただけ、みたいな感じもする。
こういう意見を出すなら、前の歌会の後で今後のことを話しあったときに言えばいいのに、話がまとまってから言い出すのはどうかと思った。