明日の歌会の準備

 朝は冷え込みが強く、防寒対策をほどこした目高がどうなったか心配になった。
 水瓶に新聞紙を重ねて巻き付け、その上からゴミ袋を2枚巻き付けた。さらに寒さが強いほうの水瓶はござをまきつけた。
 朝7時頃、目高の様子を見に行くと水底にいてまったく動かない。比較的風当りがゆるやかなほうの水瓶の目高はお昼前から泳ぎ始めた。冷えが厳しいほうの目高ほとんど動かず水底から上がってこない。
 これを見てさらにゴミ袋に断熱効果のある包装材を入れたものをまきつけたが効果のほどはわからない。
 外出は一回しただけでほとんど家にいて、明日の歌会のために選歌などをした。今までの歌会の歌をまとめたものを年月日順に整理したが見当たらないものがいくつかあった。この歌会に参加するようになってからまだ2年と少しだが、その都度、自分の歌を記録するようにしないといつか紛失するかもしれないと思った。
 少しづつ読んできた島田修二氏の歌集『渚の日々』を読み終えることができた。男性の歌人の歌はあまり読まなかったが、島田氏の歌に触れることができてよかった。この歌集の後に出した歌集を手に入れば読みたいと思う。

 床屋よりもらひし椿茂る葉に隠れてしずか赤き花咲く

 実のならぬ檸檬の木庭にありわれに黄の果実へのあこがれ灯す

 赤と白のWINE買ひたりワイン飲むゆとりなき年月思ひつつ