年賀状をパソコンで作る

昨日描いた千両の絵に少し手を加え完成させた。
 プリンターのスキャナ機能で読み込み、パソコンに画像を取り入れた。その画像を筆ぐるめの年賀状作成画面に落とし込み、シンプルな年賀状をデザインした。
 頭をひねってみたがおもしろいレイアウトを考えつかなかったので、拍子抜けするくらいにあっさりした年賀状になった。
 年々、年賀状作成にかける時間が短くなる。柴犬レオがいた頃は写真を替え、レイアウトを替え、文言を替え、何種類もの年賀状をパソコンで作ったが今はそんな熱心さは掻き消えてしまった。
 唯一、手をかけるのは年賀状用に絵を一枚描くことだがこれも前もって書きためておけば楽できるのでは、などと考えるようになった。いや、やはり師走になって次の年の年賀状のために絵を描く方がいい。
 午後遅い時間に車で花屋に行くが駐車スペースがなく、なにも買わずに帰ってきた。しかたなく庭の草花を切って、近くお寺に墓参りに行った。
 お寺の前で近所の奥さんとばったりと会い、檀家としてお寺と付き合っていく大変さを語りあった。わが家の菩提寺はほとんど檀家への要求がないが、奥さんのお寺は文書で取り決め事として年間に支払う御布施などの金額が決まっているとのことだ。
 立ち話に時間をとられ、あたりが暗くなり始めたので話を切り上げた。
 花屋で花が買えなくて正解だった。父の誕生日の供華として供えた百合の花が買ってきたときより華やかに咲いていた。2〜3日に一度花の水を替えに行ったのと、例年より暖かいとはいえ気温が低いのと、雨が降ったことが幸いした。
 百合と合わせた他の花も元気で、さらに庭の花を加えたので、母もきっときれいだねと満足してくれるだろう。


仕上げた千両の絵