うれしいことがあった

 朝は雨が残り、雨が上がった後は雲が多く陽射しがほとんどささない。
 午前中、近くのデイサービス施設に水彩画を一点持って行った。施設に通う方たちが制作したものの展示会があり、近隣の人の絵などの作品も展示してくれる。友だちは油絵と水彩画2点を持ち込んだ。
 その友だちの家にお邪魔して1時間ほど話し、家に帰った。郵便ポストをのぞくと2通郵便物があり、一つはわたし宛て、もうひとつは父宛てだった。
 わたし宛てのものは夏頃郵送した短歌2首のうち1首が佳作に入賞したとの知らせだ。送った先は「青の國若山牧水短歌大会」で、一般の部、題詠「年」で送った歌である。
 12月に表彰式があり、出欠を葉書で返事することになっている。
 昨年、はじめて短歌を送り、今年は2度目の参加だ。この短歌大会で選者を務められる歌人の伊藤一彦氏は以前NHK短歌の講師でいらしたことや、また氏が選者となっている毎日新聞の短歌欄に何回か投稿したことがあり、わたしが若山牧水が好きなことも重なって大会に参加するようになった。
 入賞したのは犬のことを詠った歌である。自然体で何の衒いもなく詠った歌。最近、肩に力が入った歌が多かったがやはり、自然体の歌を詠うとどこかとほっとするところがある。
 

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