友だちの家で手作りベーコンを食べる

 朝から晴れて気温が上がった。1951年からの気象観測初という6月の梅雨明けが宣言された。仰ぐ空は青く白い雲はエネルギーに満ち、この数日の空はどう見ても夏空に見える。やはりもう真夏になったのだ。
 午前中友だちの家に行き、手作りベーコンの作り方を教わることになっていた。10時頃行くとすでに友だちの家の台所でベーコンが燻され、出来上がっていた。わたしは10時頃から燻製にかかると思っていたが友だちに言わせると暑いし2時間もかかるので出来上がりを見てもらえばいいとのことだ。
 大きな中華鍋の底に桜チップとザラメ少量を敷き、その上に網を置いて、塩漬けして1週間たった豚バラ肉をのせる。バラ肉は大きすぎると時間がかかるので気を付ける。
 網の上にはこんがりといぶされたベーコンがのっていた。出来たてを薄く切ってごちそうになった。いくらでも食べられそうなほどおいしい。
 燻し方を友だちから教わった。あまりけむりが出過ぎた時は水を少し鍋の中に注ぐといいそうだ。弱火で2時間はかかる。
 ベーコンを食べながら友だちと2時間ほど話した。帰るとき出来立てのベーコンを2本いただいた。
 家に帰り、さっそくベーコンを使って昼食用のトマトソースを作った。オリーブオイル,大蒜、ベーコン、缶詰のトマト水煮で作ったシンプルなソース。茄子とズッキーニを炒めたものにトマトソースをからめ、さらにゆでたての全粒粉スパゲッティを入れた。美味しいランチができた。