午前中は特別支援学校、午後は美容院へ

 午前中は久しぶりに近くの特別支援学校に行った。
 校内にある生徒さんと先生が運営するカフェでいつものように入れたての珈琲を楽しんだ。ここでよくおしゃべりを楽しむ犬友だちから電話があり、今日は用事があって来られないとのこと。
 年明けて顔を見せずにどうしたのかなと思っていた知り合いの高齢の男性もやってきた。1月は長い風邪にかかり家にこもりがちだったと話した。先々週の土曜日に開かれた文化祭を近所の人と見に行ったがあのとき三年生は三分の一がインフルエンザにかかり、舞台に上がれなかったと先生が話した。他の学年の舞台よりどこか寂しく感じたのはそのためなのかと思った。
 先生も文化祭の後インフルエンザにかかり学校を休んだと話した、文化祭の会場となった体育館のにぎわいを思い出し、インフルエンザに感染しなくてよかったと思った。
 昼食を食べてから美容院に行った、予約なしなので気軽に行けるのがいい。

アンテナの上(へ)より眺むる鳩の目に雨戸を開くる吾も生きもの

アンテナに止まる鳩は眺めをり白雲を背に城主のごと

蝋のごとく美しき細き指持てり肘から先がまひしたる乙女

四十年(よととせ)前坂を上りし母とわれ坂を下りたる吾(あ)とすれ違ふ

早緑のつぼみを垂らす白梅の隣り紅梅がしだれ咲き初む