炬燵に入って冬季オリンピックを見る

 なんとなく疲れが出て何かしようという気がおこらない。
 お花を習う知人から葉書で今日明日と花展を開くという知らせをもらったが出かける気持ちにもなれない。知人には昨日電話をして雪かきが原因で起こったと思われる腰痛があり多分行けないと伝えた。知人は猫を飼っているがその猫と別にまだ幼い野良猫がなついてしまい、結局外猫として食餌だけをやることにしたと話した。知人が外猫とした面倒を見ることを決めるとボランティア活動をしている人が来てその猫を保護し、千円という安い価格で避妊手術をしてくれる動物病院で手術をしたそうだ。
 家で飼っている猫は治らない病気を二つ抱えていて薬でなんとか現状を保っている状態なので野良猫を家に入れることは今のところ考えていないようだ。
 あまり身体を動かす気持ちになれないので炬燵に入って平昌で開かれる冬季オリンピックを観戦した。スノーボードモーグル、アイスホッケーなど。どれも競技に詳しくなく漫然と見ている感じ。
 今日は早めに眠りにつきたい。


戦争をちらかせつつ酷寒の地にくりひろげらる政治の喜劇

大切な人の不在があの年の桜並木を輝かせたり

滝のごと今様色がなだれ落つ生垣のベニバナトキワマンサク

珍しく氷の張らない水瓶に四匹の目高なおも動かず