年賀状を印刷した

 朝は6時少し過ぎに目が覚め、NHK短歌の最後のほうを見て、その後テレビ体操、俳句の番組を見た。
 季語から連想を展開して、俳句に意外性や新鮮味を出す方法は、短歌にも使えるかもしれないと思った。
 年賀状のために描いた犬の絵はスキャナーでパソコンに取り込み、筆ぐるめで絵と文字を組み合わせて年賀状の裏面はレイアウト済みだ。その裏面を今日は年賀はがきに印刷し、表面はわたしの住所氏名電話番号だけを印刷した。こうしてあとは宛名と添える言葉を書けばいいだけにした。
 午後に年賀状を書こうと思ったがいろいろやることがあり、できななかった。
 炬燵に入って、今年最後の歌会ための選歌をし、編み物も少しし、老犬ももこの絵を描いた。ももこの絵は写真に撮らなかったので明日撮ることにしたい。選歌はこれがいいという歌は少なく、まあまあと思う歌の数は多く、難航している。
 テレビで有馬記念キタサンブラックの走りを見た。キタサンブラックにとって現役最後のレース。鳥肌が立つほど見事な走りっぷり。濃い茶色の毛だろうか、からだは絞られていて細いがしなやかなで強靭な筋肉を思わせる。脚が細くてよくこんな足であのスピードが出せるなと思った。からだの線がきれいでほれぼれと走る姿を見た。競馬にはほとんど興味がないがたまたま見た有馬記念のレース。とてもよかった。騎手は武豊


 掘り炬燵とエアコンに温められ独り住まいの一日(ひと日)は過ぎる

 今日一日 人と話さず過ぎにけり賀状をぼちぼち書きながら

 千両はあらかた鳥に喰われ彩りなき庭に椿が咲き初む

 庭の木も花もわれも年どしに変わりゆくなり変わることのさみしさ


 盆栽の紅梅のつぼみあまたあり期待とふ灯りともる

 亡き犬の写し絵見て絵を描けば影あることをかなしく思ふ

 トナカイの着ぐるみを着るコンビニの店員と二言三言話す

 トナカイの着ぐるみはドン・キホーテで買ひし自前と店員笑ふ