久しぶりに生け花の稽古に行く

 生け花を近くの地区会館ではじめたのは柴犬レオが亡くなってからで4年4か月になる。家からわりあいと近いので通いやすかったが地区会館が改装工事中で来年の2月までちょっと遠いところで稽古することになった。そんなこともあり、2回休んだが今日はほぼひと月ぶりに花を活けた。
 自分でもあまりうまく活けられないと感じた。花材はヒバの枝1本、ウィンターベリー1本、カーネーション3本、名前のわからない緑の葉もの1本。常緑のヒバの緑とウィンターベリーの赤い実のコントラストがきれい。濃いピンク色のカーネーションの色合いもあまり見かけない色で華やかだ。
 稽古は2時から始まるとのことで時間通りに行くのが大変だったが着いてみると誰もいない。少したって来た班長の女性に聞くと2時から2時半の間が先生が来られるので、その時間に来ればいいとのこと。だが彼女からの電話連絡で2時と聞いたので、むかっとして相手を責めたら向こうも返してきて険悪な雰囲気に。
 稽古を終え、生徒のひとりをバス停まで送りながら多摩川の向こう岸に没する夕陽を見に行った。嫌なことがあったときはきれいな自然に触れるのがいちばん。嫌なことの原因はたいてい人間なので人間にあらざるものとこころ触れあうことで気持ちをやわらげたい。

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