花壇の植え替えをはじめる

 雨の日が多くなかなか手がつけられなかった花壇の植え替えをはじめた。
 朝から晴れて秋の陽射しが注ぎ、風もほどほどにあって気持ちのいい一日だった。家の中では雨で中断していた座布団を干した。
 植え替えを始めたのは午後になってから。午前中は洗濯機を2回回してたまっていた洗濯ものを片付けた。
 庭仕事はしなければいけないことがあり過ぎて目が回りそう。あれもこれもと考えるとそれだけで疲れるのでとりあえず今できることをひとつだけした。
 種を蒔いて発芽した後、雨の日が多くてひょろひょろとしているアグロステンマとニゲラの小苗を花壇に植え付けた。定植すればしっかり根付くとは思うが一抹の不安はある。天候不順が草花を育てることにも大きく影響している。冬が来る前に根を張って寒さに耐えて来春の花を見せてほしい。
 今年の秋の庭は例年より花が少なく寂しい。ひとつは毎年この時期に花盛りになる千日紅がうまく育たなかった。いままで蒔いていた種が店になくて違う種類を蒔いたがひよろひょろ伸びるだけであまり花が咲かなかった。もうひとつは菊のさし芽をこの春まったくしなかったので、鉢植えの菊がこれも伸びるだけ伸びて花つきが悪い。いつもなら色とりどりの小菊が目を楽しませてくれるのだが。鉢植えの小菊を一つ二つ買うかもしれない。

テレビで今日、東京は木枯らし一号が吹いたと知る。そんなに強い風が吹いていただろうか。外に干した洗濯ものもそんなに激しく風で動いてなかった。ただ駐車場の隅に落葉がたくさんたまっていたから強風が吹いたのだろう。
 

 水びたしのハロウィ−ン仮装の群れに都知事の姿ことしは見へず

 透かし百合のつぼみ着々とひらけば花終わる未来も近づく

 ねこの家族暮すりんご園に秋の日やわらかく林檎赤らめる

 子供らが拾ひ残ししどんぐり選ばれぬ幸あるにちがいなし

 近未来の都市を舞台とする映画ありて現在はその近未来

 前世紀のど真ん中に生まれしわれの未来は今世紀いづこまで


アグロステンマとニゲラの小苗を植え付けた

桃の木の下に日本水仙の葉っぱが出てきたが年々、葉の勢いが悪くなる
球根を掘り起こして植え替えが必要と思うがなかなか手がつけられない

秋の花がなくて寂しい花壇
そろそろ冬〜春に咲く一年草と春に咲く球根を植えける時期