たまっていた新聞を読む

 朝から雨が降り、庭仕事はできないし、出かける予定もない。
 先週の日曜日から読まずにいる新聞を読むことにした。
 午前中の早い時間は自室でテレビの「日曜美術館」を見てのんびりした。見終えてやっと新聞を読む気になれた。先週は選挙と台風がいっしょに来て、その後は歌会、短歌誌に送る歌作りと新聞を読まずに放置していた。
 読み始めるといくつか切り抜きたくなる記事があり、読みたい記事も多く思ったより時間がかかる。現在3時半だが先週の月曜と日曜がまだ残っている。これを読み終えないと新しい1週間が始まらないように思うのは生真面目な性格だからかもしれない。読めなかった新聞を紐で束ねてさよならができるようになりたい。
 昨日、短歌会に出席し、気持ちが揺れることがあったが一夜を経ると、やはり多くの刺激を得られたことをよしと思う気持ちが強い。ただ、昨日の外出で疲れたのかその前の疲れがたまっていたのか。昨夜は最近では珍しいほど早い時間から眠くなり、9時過ぎには寝入ってしまった。今日もやや疲れを引き摺っている感じがあるので、早めに就寝しそうだ。


 教会の天井からの灯に照らされて少年のまつげ銀に光る

 銀杏の実より種とりだす人ら 犬は首を伸ばして見ている