短歌大会に2首投稿した

 今日は9月30日。今日の郵便局の消印で作品を応募できる短歌会を朝、思い出した。
 少し前から投稿しようと応募用紙を印刷して卓上に置いてあったが昨日一昨日さきおとといといろいろあってすっかり忘れていた。
 別に投稿しなくてもいいのだがせっかくだから急いで応募用紙に2首を書き込んだ。だが書き終えてから直したくなり、コンビニでコピーした分、家で再度印刷した分もふくめて6枚ほど反古にした。
 やっと書き終え、急いで郵便局に参加費を振りこんだ、郵便局が近くにあってよかった。参加費は2000円である。今年は参加費が有料の短歌会にいくつか応募したが来年はやめるかもしれない。お金を出して歌を投稿するというやり方にどこかなじめない。地元の大田区短歌大会だけは有料だが続けることにするかも。歌人の葛原妙子氏が創設した短歌会であることを最近知ったこともあるし、わたしがはじめて参加した短歌会だから。
 夕方近く庭に出て昨日買ってきたネモフィラの種を蒔いた。4つのポット鉢にばら撒きして、土を薄く被せた。毎年同じように種を蒔いているつもりだがその年により発芽率がかなり違う。芽が出過ぎて困るときと、発芽するものが少なくがっかりするときと。
 今日は短歌に関する郵便物が二通届いた。一通は大田区短歌大会の作品集(応募した一人一首の歌をまとめたもの)と、互選の歌を送るための葉書が入っていた。今回は87人が応募し、一人10首を選んで送る。もう一通は10月10日の武蔵小杉で開かれる短歌会の、こちらも作品をプリントしたものが入っていた。こちらは参加者は12人で一人2首送るので24首の歌がプリントされている。一人5首選んで歌会に出席する。
 今年はなぜか庭にある2本の金木犀の花がほとんど咲かない。いつもこの時期当たり前のように庭を花の香りで満たしてくれた。金木犀は特に柴犬レオとの思い出に香る花なので寂しさがある。


 夕方の散歩に連れ出す犬もなく金木犀も薫らぬ秋なり

 暮れ急ぐ外の暗さに家中の灯りをつければなおさら寂し

 半月が東の空に浮かび出て顔見知りのやうにこちらを見る

 月の出の時間に散歩せし犬はいまごろ草原を走りてをるや