彼岸の入り、友だちが家に来る

 昨日より雲が多い天気で、昨日のきれいな秋空が夢だったかのようなどんよりとした空。
 てっきり昨日が彼岸の入りと思っていたが朝のテレビで今日からお彼岸だということがわかった。
 めずらしく(?)朝寝坊して目覚めたのは8時45分ころ。遅めの朝食をとり家でのんびりしているとお昼少し前に玄関の呼び鈴が鳴った。出ると彼女の柴犬とよく一緒に散歩している友だち。昨日わたしが美味しいと思っているパスタを買ってきて一袋あげたのに律義に代金を持ってきてくれた。こちらとしては味見にしてほしいという気持ちだったがわが家まで持ってきてくれたので代金を頂戴した。
 友だちに家に上がってもらった。老犬ももこにお線香をまずあげたいと言うのでももこの遺骨を安置した部屋(わたしの寝室)に案内した。ももこちゃん、もっといっしょに歩きたかったねと話しかけてくれた。ももこちゃんが(歩けなくなって)いちばんくやしかったんだね。
 友だちにはももこが死んですぐのころ、ももこの写真を一枚手渡した。その写真は友だちの家の亡くなったペットの写真とともに、友だちのご両親やご兄弟の写真のそばに置いてくれている。ももこを忘れないように写真がほしいと言ってくれた友だちにこころからありがとう。ももこもわたしもいい出会いをした。いや、ももこのおかげでこの友だちに会えた。
 早めに昼食を食べたばかりという友だちにお茶とちょっと変わった最中でもてなした。最中の皮と中身のあんが別になっていて、自分で合わせて食べる。最中の皮がぱりぱりしておいしい。
 小一時間ほどで帰った友だちといっしょに友だちの家の近くまで送っていった。
 家に帰りおそめの昼食を食べて今日もまたお墓参りに行った。
 お彼岸のあいだ、できるだけお寺に行きたいが他に行きたいところもあるので毎日というわけにはいかないかもしれない。


 殺戮の後がきれいに並びたりコンビニで鳥胸肉を買ふ


昨日の空
きれいな空は毎日続くものではないと今日になって気づいた