やや睡眠不足、図書館に行った

 昨日は歌会があり、歌会の後は眠つきが良くないことが多いのでどうかなと思った。案の定、午前2時過ぎまで眠れなかった。
 原因は歌会だけではない。寝る前にトイレに入ろうとしたら、ギョッとするほど黒い大きな蜘蛛が中にいた。蜘蛛もわたしの気配を感じてギョッとしたと思う。殺虫剤を急いで持ってきて、思いっきり浴びせかけた。蜘蛛は身体が大きく、薬剤の効き目が良くない。蜘蛛はパニックになり、わたしのほうに歩み寄る。なんでこっちに来るのかと思ったがわたしがいる方が逃げれると判断したようだ。こちらもパニックになり、さらに吹き付ける。それでも蜘蛛はなんとか長い足をゆっくり動かし、今度はわたしから逃げようとする。薬が効き始めて動きが鈍くなかった蜘蛛にとどめをさした。
 がくっと足を折り、崩れるように倒れた。足が1〜2本ちぎれた。元気な時の何分の一かに身体が縮んだように見えた。
 びくとも動かなくなった蜘蛛を目の前にしてやっと安心できた。
 こんな大捕物(?)があったのでますます寝付けなくなった。
 2時過ぎに眠りにつき、7時少し前に目が覚めたた。ぐっすり眠ったが睡眠時間が短いことは確か。
 日中眠くなることはなかったが、昼食後眠くなりそうな時間に車で図書館に行ったのがよかった。何日か前に行った少し遠いところにある図書館で車を駐車場に停めて、新聞を読みたかった。読売新聞は定期購読していないので読みたい特集などがあるときは図書館に行くしかない。前もってわかればコンビニで買うことはできるが。
 明治神宮歌会の講師を務めていらっしゃる岡野弘彦氏が終戦記念日の読売新聞に特集記事で紹介されているので、この記事を読みたかった。前に行ったときは8月の読売新聞を置いてある場所を図書館の人が間違ってわたしに教えたので、あるのにないと思って読めなかった。
 今日図書館に行ったときも8月の読売新聞が見当たらず、さすがに誰かが読んでいるので見当たらないのではないと気付き、図書館の人に聞き直したらおいてある場所を教えてくれた。二度足を運んでやっと読むことができた。最初からきちんと教えてくれればよかったと思ったが、文句を言いたくてもその人は今日はいなかった。

  大きな蜘蛛がいる家のなか愛犬がそばにをりしかば心強しと思ふ