近くの学校で草花プランターづくりを手伝う

 蒸し暑く動くと汗が出てきて、夏が戻ったよう。
 午前中は近くの特別支援学校に足を運び、校内のカフェで珈琲を楽しんだ。売店ではピーマンだけを買った。家の冷蔵庫は野菜でかなり占められている。というか野菜室だけいっぱいで、他はかなり空いている。
 カフェにはいつも来る知り合いの男性や、少したって近所の友だちの奥さんも来た。海外旅行の話で盛り上がった。イスタンブールベネチア、パリ・・・・・わたしは行ったことがないし、これからも行かないような気がする。ヨーロッパにも行きたいところはあるが・・・・・どうだろうか。旅行は日本だけでもいいような気がしてきた。
 午後から夏休み明けの生け花教室があるのだが、特別支援学校でプランターの寄せ植えを地域の人と作るという活動があり、こちらに参加することになった。生け花の稽古は休んで花材だけを取りに行き、すぐ家に帰ってその足で学校に行った。
 特別支援学校の校庭には5つくらいのグループにわけられ、それぞれに木製のプランターが5つほど用意され、植込みの用土を作る大きなプラスチックの容器、たくさんのスコップ、赤玉土腐葉土、草花などが用意されている。全校の生徒がこの活動に参加するみたいで広い校庭に集まり、グループごとにわかれた。
 まず土づくりから始まり(結構時間がかかる)、次に植込み。生徒さんは100名以上いるのでそれぞれの作業を分担し、全員が参加するようになっている。誰か何もやっていない生徒さんがいると先生が土を入れようかみたいな感じで生徒さんをその場に連れて来てうながす。活動に積極的に参加する子とその回りでなんとなく見ているみたいな子がいる。先生はひとりひとりに目を配っている。
 わたしは植込みを手伝った。植える花苗を選び、生徒さんに渡してポット鉢から抜いてプランターに入れてもらい、レイアウトを相談しながら決める。土を入れるのもできるだけ生徒さんにやってもらい、わたしは入れやすいように苗を手で押さえた、入れた土を均した。土の入り方がなかなか進まないので途中少しわたしも土を入れた。
 先生にもう少し花を入れた方がいいと言われ、花苗の数を増やし、ひとつのプランターを作るのには思ったより時間がかかった。
 出来上がったプランターはリヤカーに乗せ、生徒さんたちが商店街に運んだ。歩道に並べ、花いっぱいの商店街になったが店はだんだん少なくなってきた。特別支援学校の生徒さんと交流の場を持てるのはいいことだと思うが、今年は草花プランター作りに参加する人が少なかったようだ。
 参加者には花苗のプレゼントがあったので7つほど苗をいただいた。マリーゴールドペチュニア、白花の千日紅、アゲラタム。


 耳を澄ませば虫の鳴き声いろいろありわれに語りかけるにはあらずとも

 りりりりとソロで鳴きたる虫をりてひと日の終わりにしみとほりくる


さっそく白花の千日紅を花壇に植えた

薄紫色のアゲラタムと黄色のマリーゴールを鉢に植えた
マリーゴールドはつぼみがたくさんついているので咲くのが楽しみ

桃色の濃淡のペチュニアを植えた
同系色の日日草が前から植わっていたので桃色で統一した