先月の25日に開かれた歌会を最後に、買い物以外は外出しない生活が続いている。
といってもまだ10日間だ。
柴犬レオの晩年は、レオの状態を見ながら外出していたので、長い時間の外出は避けていた。外出の回数も少なかった。あの頃に戻った感じがある。
レオと暮らしながら水彩画を描いたり、お菓子を作ったり、庭仕事に精を出していた。その頃は短歌も詠んでいなかったし、美術館通いもまったくしなかった。図書館には車で行き、本を借りて返すだけ。
あの頃のように家にいることが多くなったが、読みたい本を手に入れられなくなったのが困る。図書館の本は不特定多数の人が触っているかもしれないと思うと、本を手に取ったり、本を借りたりを止めておこうという気持ちになる。
神経質過ぎるだろうか。気にしなくていいのだろうか。
読みたい歌集を手に入れることができず、やや不満がたまってきた。読みたい本を全部買うこともできないし・・・・・・・。
インターネットで読みたい歌人の短歌を探して読んでいるが、やはり本で読みたい。
歌会の仲間から短歌2首が郵便で送られてきた。歌会の会員はわたしを入れて9人。そのうちの4人がすでに送ってくれた。みなさんのやる気に触れて刺激を受けている。
このように時間があるときこそ、短歌を詠んだり、本を読んだり、自分がやりたいことに集中できればいい。
陽気のいい日は長めの散歩を楽しみたい。
朝早めの時間に近く川でルパンを見かけた。一羽で羽根をととのえているルパン。羽根づくろいを終えると、飛び立ち、橋の下をくぐって上流に消えた。
親の木から離れて川面をゆく椿生まれたての赤いなほも保ちて