朝から曇り空でときおり雨が降ったりいっとき日が射した短い時間もあった。不安定な天気で湿度が高いが気温はあまり上がらない。午後3時で室温27℃である。
午前中は浜松の友だちに暑中見舞い葉書のお礼と様子伺いの電話をした。葉書に痛めた膝のリハビリ中とあったが順調に回復しているようだ。ただ、まだ時間がかかるようだ。
友だちもわたしも車を運転するので車に乗っている時のアクシデントの話が出た。友だちは駐車場にとめているときに当て逃げされ、嘆いていた。わたしにも当て逃げが一回、当てられたが名乗り出てくれたケースが一回ある。一時停止をしていないと警官に見とがめられ罰金をとられた話をすると、友だちははじめて行くところで道に迷っているとき赤信号を渡ってしまい取り締まり中の警官に呼び止められた話をした。道がよくわからない所に行くときは前もって道順を確認しておくことが必要で、一時停止は安全運転のために厳守しなければいけないという結論に落ち着いた。
1時間余り話した後電話を切り、犬友だちからいただいたパッションフルーツの絵を描くことにした。前から描こうと思っていたが先延ばしにしていた。室温で果皮にしわができるまで置いてから冷蔵庫で冷やして食べるとおいしいとのことだが、そろそろしわができ始めたので今描かないとと思った。
葉書大の紙に2枚描いた。一枚はころがしたパッションフルーツを2つ描き、もう一枚は立てて置いたパッションフルーツを描いた。大きな卵のような形をしたパッションフルーツは立てられないものと思いこんでいたが簡単に立たせることができる。りんごやなし、みかん、柿と同じである。小さいがへたがあり、お尻(下のほう)はこちらも小さくぼんでいる。
下駄を手にカチャ―シーを踊る男 恨(はん)をときて浄土を生きよと
朝起きてかすかな蝉の声すれば過去からの声のごとく耳傾ける
昨夕の雨に濡れたる庭歩きメダカの餌やるぬれそぼりつつ
雨に濡れる庭歩きつつ愛犬がおりし頃の早朝を思い出づ
病犬を抱き庭道を幾たびも行き来したり排泄のため
ひとつふたつよついつつむつ鷺草の小さきつぼみ目をこらし数へる
鷺草の鷺飛び立つ日待ちたれどふくらむつぼみがじれったい