午後は昼寝、朝夕は軽く散歩を

 連休の中休み(?)。といってもわたしの生活には連休はまったく関係なく、かえって外出をひかえている。美術展などは混雑を極めるのではないかと。
 犬友だちから朝電話があり、「家の前にいる」と一言。ええ!と驚き、「家の前」彼女の家の前と瞬間勘違いした。わが家の前にいるとわかり、準備して外に出ていっしょに散歩した。とつぜんの病気のため通院で検査を受けているときは犬を連れた朝の散歩は家族の方が代わっていたので久しぶりである。
 無理はいけないが今までしていたことのいくらかは続けてもいいのではないか。体調と相談しつつできそうなことはやったほうがいいとわたしもアドバイスした。ただ、このアドバイスが良いのか悪いのか。良かれと思って言ったことではあるが。
 散歩の後、お墓参りに行き花立の水を替えた。父母に会いに行くというより、花の水を替えに行くという感じ。花がなるべく長持ちした方が父母も喜ぶかもしれないし。
 昼食後しばらくして庭に出るとぽつりぼつりと雨。家に入り雨が降る前に近くの菓子屋に柏餅を買いに行った。帰りは雷鳴が鳴り、雨が急に強く降りはじめた。傘は持っていたので大丈夫。
 柏餅を仏壇にお供えしてそのうちのひとつを食べた。何か疲れが出てその後2時間くらい自室で横になった。ずっと眠っていたわけではないがいくらか眠ったようだ。
 起きると留守電が入っていたので聞いてこの用事のために外に出ると、前を朝散歩した友だちが愛犬といっしょに歩いているので合流して途中までいっしょに歩いた。用事があるところが別の方向なので引き返す感じで行った。ついでに買い物を少し。


雷雨降り大気の熱が匂ひたりなつかしき夏の雨の匂ひ

和菓子屋の主(あるじ)入院しておれば味少し変わる柏餅食ふ

死にし犬ほんとうはもっと生きたかったと言いそうな夕暮れが来る

友とその犬といつもの朝の散歩 目に見えぬ何かが変われり


種を蒔いて育てた矢車草

コデマリの白い花とドウダンツツジの若葉、オオムラサキツツジの植込み

オオムラサキツツジが咲き始めた
父が植えたツツジの本数は数えきれないほどだが
花がよく咲くのはオオムラサキツツジだけ