特別支援学校でクリスマスリースを作った

 午前中は陽射しが出て暖かった。お昼前に近くの特別支援学校に足を運んだ。犬友だちと待ち合わせて校門横の売店で、校内の畑で採れた葉付き大根、小松菜、葉付きの蕪を買った。友だちも同様に買った。
 作業実習のひとつとして開いている校内のカフェに行き、コーヒーを注文した。注文ごとにひいた豆を使ってコーヒーを入れてくれるのでとてもおいしい。コーヒーをいれる生徒さんによって味が違うのもかえって味わいが増す。
 今日はそれほど広くない店内がいっぱいになるほどの盛況で、お客さん同士の会話もはずみ交流が深まった。校内のカフェが地域のひとたちの交流の場となり、人が人を呼ぶようなかたちで多くの人が訪れると生徒さんたちにとっても作業実習が充実することで学ぶことも多くなる。地域の人と学校側の先生、生徒さんの間でいい形が出来上がっていくといいと思った。
 午後は特別支援学校内でクリスマスリースの作り方を教えてくれるというので再度足を運んだ。昨年秋、店頭販売でリースの素材をパックしたものを買ったのだが作り方がわからなくてそのままになっていたのでこの機会に仕上げたいと思った。昨年秋買ったときは老犬ももこがいたのでリースというかたちにすることでももこの思い出にもつながると思った。
 学校内に案内され、園芸班の実習が行われる部屋でリースを作った。あたためたボンドを出す水鉄砲みたいなかたちをしたもの(ボンドガン)で葛のつるのリースに、松ぼっくりクヌギの実、千日紅や数珠の玉、トウガラシ、エノコロ草の穂などを接着していく。最初はリースのどこに飾ろうか迷ったがすぐにコツがつかめ、1時間で2つのリースを作った。

 今日の歌はこんな感じに詠んだ。

 窓のそと物干竿と平行に飛ぶ鳥ありてどこに着地するかと思ふ

 不在の影落とす庭に朝のひかりななめに射しくる悲しみの目線

 元気ですかと聞かれなくなりいないこと確定した犬さみしさしみる

 顔黒い尾長長い尾をうまく使い揺れる電線にとまりおる

 柿の葉の最後のいちまい舞い降りぬさよならだけが人生といい

 松ぼっくりエノコロ草クヌギの実 唐辛子がリースの彩り

こちらが昨年秋リースの素材を買って今日作ったもの

こちらは作業室に用意された素材を使って作ったもの
リースの大きさが少し小さい


花壇の後方に植えた鉄砲百合の芽が出た

鉢植えの右がラナンキュラスの芽〈球根を植えた)
左は植え替えをしたクリスマスローズ
後ろに種まきをして芽が出たが植え替えていないポピーとチドリソウのポット鉢3つ