初冬とは思えないあたたかさ、家でのんびりする

 昨夜は疲れを感じて早めに眠りについた。9時頃には眠っていたと思う。10時半ごろ一回目を覚まし、すぐ眠って4時頃また目を覚ました。その後うつらうつらして起きたのは5時半頃。
 疲れはとれたようなとれないような。何もしないでのんびりしようと思ったが、お風呂場の窓を開けに行ったら白い壁に汚れが浮いているのが目につき、掃除を始めた。古いタオルで拭き取るが手が届かないところは取っ手付きの浴室用ブラシにタオルを巻き付けて拭いた。すり硝子の窓もタオルで拭いてみると思ったより汚れていて、浴室の内側も外側もきれいにした。床のタイルのねじが黒ずんでいるのは、台所用の漂白剤を薄めたものを古歯ブラシにつけてこすって落とした。
 はじめてしまうと最後までやってしまう性格から、ちょっと壁の汚れだけでもと思っていたのに浴室全体を掃除した。浴槽だけはなぜか掃除しなかった。
 掃除を終えてきれいになった浴室を眺め回すと不思議なことに元気がもらえたような気になった。
 この掃除以外はほとんど炬燵のある居間で過ごした。

今日詠んだ歌はこんな感じ。 

 磨かれた風呂場の窓のすり硝子 冬の光きらめき増しぬ

 亡き母が買い置きしたるぽち袋キティちゃんを拝借す

 わが母に手渡ししにきお年玉ぽち袋に入ったまま今も

 おしっこが近い老犬と冬の朝歩いた暗い道忘れぬ

 寝たきりで食べ物も食べられずわが犬の末期つらかったろう

 庭にいるわたしの姿目で追いし犬の姿が忘れられない

 ぼんやりと三日月が出てひとりで住み暮す家に夜がくる

 ある夜に老犬ももこと歩きながら街の灯りを目に刻みき


まだ葉が残っている梅の古木
根元近い幹が空洞になっているのを見つけた
梅の木にも寿命があるのだろうか

庭には2本のもみじが植わっているが
その1本がきれいに紅葉した


モミジの葉が昨夜の雨でしっとりとした通路に落ちた

玄関からの庭の通路沿いに花壇があり、(写真には写っていないが)紅梅が植わっている
向こう側盛り土をしてツツジやサツキが植えられている