おだやかな秋の陽射しに誘われ庭仕事

 朝は冷え込んだが陽射しが出た日中は気温が上がり、おだやかな秋の日になった。
 朝食を食べてから、近所の家に愛犬の散歩の途中立ち寄っている犬友だちに会い、散歩の続きをいっしょに歩いた。風は冷たいがおだやかな陽射しが降りそそぎ、暑くもなく寒くもなく気持ちいい。友だちが「いい天気だね。これでももこちゃんがいれば言うことなしだね」と言った。「ほんとうに気持ちがいいね」と応じたわたしはももこについて触れることができなかった。ももこがいればいいのに、ということばに胸がずきっとしたがすぐ気を取り直し、散歩を楽しんだ。
 家に帰ってきて、友だちのことばが後をひいているのに気付いた。なんとなく気持ちが落ち着かない。ももこがいないことが心にのしかかるような感じ。こんな天気のいい気持ちのいい日にももこがいないことが寂しく、ももこが可哀そうに思えて涙が出た。
 叔父(母の弟)の家に電話をして高齢の叔父の様子を従妹に聞いたりなど、いくつか電話をしたが気持ちがおさまらないので、庭に出て梅の木の剪定をはじめた。
 いつの間にか枝が混み合い、中のほうに日が射さなくなると花つきが悪くなるし、見た目もうっそうとして重たい。交差する枝や狭い所に何本も重なる枝をノコギリで間引いた。風を通り、陽射しがあたるようになった梅の木が喜んでいるようにも見えた。小一時間ほどやって休み、午後も小一時間ほど庭仕事をした。午後は種をまいた矢車草の植え替えもした。一部はポット鉢に植え替え、大部分は駐車場の後ろにある花壇に植えた。この花壇は柴犬レオのお花畑ということにしているがももこのお花畑でもある。来年の春、たくさんの花が咲き競うことを思い浮かべながら数センチの小さな苗を植えた。

3枚との昨日撮った写真
バス停から夕焼けの空と富士山を撮った
クレーン車のアームが富士山を縦に区切っている

昨日は老犬ももこの絵を飾る額縁を買いに行った。
絵のサイズが大きいので額縁も大きくなったので重たく
バスに乗って帰った


昨夜は十三夜のお月さまがきれいだった
満月も好きだが十三夜の月も好き
コロンとした丸みに親しみを感じる
手のひらに乗りそうな近親感