昨日は一日中、強風が吹き、ぱらぱらと弱い雨が降った。
一転して今朝は晴れて空のたかいところに桜の花びらのような雲がひろがっていた。青い空を背景に柿の黄緑色の若葉が透き通るような輝きを見せている。
洗濯日和と思い、洗濯機を2回回したがお昼過ぎまでにほぼ乾いた。お昼を過ぎた頃から雲がひろがり始めたので早めに洗濯物を取り入れた。
まだ晴れている間に近くのお寺へお墓参りに行った。先週お供えした花がまだ元気だったので、花立の水を替えお線香をくゆらした。
帰りは少し遠回りをしてスーパーマーケットに寄り、大学の校舎前の通りを歩いて家に向かった。この大学はもとは男子生徒中心の大学だったが、数年前から一般の大学に変わり、校舎を一新しキャンパスも開放的に明るくなった。
大学の校舎は銀杏並木のある道路をはさんで建っている。銀杏の若葉が夢の中の世界のようにきれいだ。
何億の扇ひろげる銀杏の木 神の手により色づけされぬ
小さな銀杏の葉を扇に例えたが、羽根に例えてもいいなと思った。
何億のつばさひろげる銀杏の木 神の手により色づけされぬ
銀杏の若葉の色は美しすぎて、自然のすごさを感じた。自然は美しい姿も見せるし、恐ろしい姿も見せる。
老犬ももこは後ろ足の調子が悪い。ももこの食事を台所で用意しているとき、いつもなら台所の入口やときには中まで入って様子を見に来るのだが夕食の時は来なかった。朝食のときは来たのだが。夕食を出す前は居間に敷いたラグの上で横になっていた。器に入れた夕食をももこの食事台の上に置いて、ももこを抱き起こすといつものように勢いよく食べた。食事中はお腹に手をさし入れて足腰を支えていた。