冬・春花壇に向けて

 お昼前に陽射しが出たがその後はどんより曇っている。例年に比べて花壇の手入れが遅れているので、午前午後と庭に出て花壇やプランターに植わっている夏・秋の一年草を始末した。花壇には夏の間勢力を伸ばした宿根草も何種か植えてあり、菊やミソハギは花や茎を切り、斑入り葉の名前を忘れた宿根草は根から抜いた。レモンタイムも広がっていたので、葉を刈り込むだけでなく、根を引き抜いた。人の手を入れないと、繁殖力が強い宿根草だけで花壇が占領されてしまうだろう。こうしていつも秋の終わりに、宿根草がほどよい範囲におさまるように手入れしている。
 午前中は駐車場の横のブロックを積んだところに置いたプランターに、紫色と薄い藤色のパンジーを二つ植えた。株と株の間にたくさんのチューリップの小さな球根を埋め込んだ。春への希望を託した球根。老犬ももこと来春を迎えられますように。
 柴犬レオがいる時は、レオと来春が迎えられますように、と願いを込めて球根を植えていた。レオがいた最後の秋、来春の花をレオといっしょに見られることを願って植え、願いかなって美しい花の季節を迎えることが出来たがその後の梅雨の季節にレオは逝った。
 昨年の秋もいつものように球根を植え、花が咲く少し前に保護犬ももこがわが家にやってきたのである。ももこがいる暮らしに慣れるのが大変で、今年の春はあまり花の印象が残っていない。花の写真はいつものようにたくさん撮ったと思うので、いつか写真を見て、2015年の春を思い返してみたい。


同系色パンジーを植えたプランター
チューリップの球根がたくさん埋まっている

45L入りのゴミ袋におさまらないほど、たくさんの宿根草を引き抜き
枯れた茎や葉を取り除き、一年草の日日草も抜いたが
写真で見るとそんなにすっきりとしていない
手前の黄色や濃い赤のビオラはまだ植えていなくて、
ポット苗を置いてある