金木犀の剪定の仕上げ

 朝から雲が多く、ほとんど晴れ間が出なかった。
 金曜日は燃えるゴミ出しの日。老犬ももこと短い散歩をし、朝食を食べさせた後、庭に出てゴミ袋に一昨日切った金木犀の枝を押し込んだ。いつもより出すものが多く、朝食前に一仕事した感じ。金木犀の剪定枝はぜんぶ出し切れなかった。
 ゴミ出しを終えて朝食をとったが、いつも飲む朝のミルクティーがとても美味しく思えた。身体をほどよく動かしたためだろう。
 朝食後また庭に出て、金木犀の剪定枝を束ねたり、ゴミ袋にまとめたりしたが、剪定を終えた金木犀をよく見るとまだ切り足りないことがわかった。太めの枝が重なっているところがあるし、枝が横にひろがっているところもある。脚立を立てて、ノコギリや剪定鋏で何か所か切った。
 近所の家にも金木犀の木があるが、植木屋さんがかなり短くすっきりと剪定していて、葉っぱがまばらにしか残っていない。このくらい切れたらいいのだが、思い切って切ることができない。だがこれでも最初の頃より思い切りがよくなったと思う。
 老犬ももこは食事の後、なかなか食器を置いてあるトレイの前から離れない。いつまでも食器を舐めまわしている。その様子を見て、もしかしたら食事の量が足りないのかなと思った。夕食を出す前に体重を測ってみると、10,1〜10,2キログラムしかない。夏頃、11キログラムを超え、見た目も太っていたので食事の量を少しづつ減らして、一か月くらいで10,5キログラムほどに減らした。2週間前は10,4〜10,5の間だったが、いつのまにかさらに減ってしまったようだ。
 体重が減ると身軽になり、足取りが軽くなったように思える。だがいつまでも食器を舐めまわしているのを見るともう少し食事量を増やそうかと気持ちが揺れる。