シンビジューム、アスターを活ける

 土用入りして晴天が続いていたが今日は天気が崩れた。朝方は雨が降り、時間がたつにつれて曇りになり、夕方近くには陽が射した。
 午後から近くで生け花を習った。花材はフェニックス3本、シンビジューム2本、マゼンタ色のアスター2本。花数が多く、アスターを少し残して活けた。
 先生からはフェニックスの葉に鋏を入れて、すっきりさせることを教えてもらった。細くて涼しげな葉ではあるが、葉先をカットすることでよりすっきりとする。フェニックスの葉は角度をつけて活け、動きを表現する。
 生け花教室は8月いっぱい夏休みなので、次は9月の教室となる。夏の暑さで花も人も消耗が激しいので、休みはありがたい。

アスターの赤とシンビジュームの黄色をフェニックスの緑が調和させる
写真を見るとフェニックスの葉をもう少しカットしてもいいような気がする


 老犬ももこは猛暑の中をなんとかがんばっている。散歩の距離は短いが、自分で歩こうという気持ちがあるだけでもいい。その足取りは覚束ないが。散歩で外に出ると、他の犬がよく鳴くことに驚きを感じる。ももこはほとんど鳴かない。家の中でワンと鳴いたことは一度もない。外で他に犬にワンと吠えたことは数回あるが、一喝するようにワンと一声だけである。ももこは本当におとなしい犬だ。家の中でたてる音は、歩くとき床にこすれ合う爪の音、眠っているときの寝息、変な姿勢で眠ると鼻を鳴らすような耳障りな音を出すが、姿勢を替えてやるとおさまる。ももこは吠えないが表情でせいいっぱい訴える。がっかりしたとき、あてがはずれた時は、顔が崩れそうなほどくしゃくしゃになる。