東京は朝から雪、午後は生け花教室へ

 朝起きたときはまだ雨だったがほどなく雪に変わった。部屋の温度は12℃で極端に寒いという感じはないけれど炬燵のヒーターは「中」に入れた。
雪が降っていたがお昼前に近くの特別支援学校に行き、店頭販売している里芋を一袋買った。校内のカフェに入り、ハーブティーを味わった。外が寒いのであたたかい店内であたたかい飲み物を飲むと、とてもくつろいだ気持ちになれる。予約しておいたA4サイズの絵や写真が飾れるフォトフレームを受け取った。校内で木工班の生徒さんが作業学習で制作したものだ。枠はナチュラルな色の木製で、ガラスではなく軽い素材を使っているためどこに置いても壁に飾っても使いやすい。このフォトフレームに老犬ももこの写真や絵を複数枚飾りたい。
 午後からは生け花教室がある予定だったが先生の意向でより早めの時間に始め、早めに切り上げた。午後おそくなると雪が本降りになると心配してのことだ。先生が今日の花材でお手本となる形を活けて、生徒さんたちはそれを見るだけにし、家に帰って各自活けることにした。花材はクジャクひば、綿の木、グロリオーサ各1本。常緑のヒバと白い綿の実、赤いグロリオーサでクリスマスの雰囲気の活けこみができた。

柿の葉は空蝉とともに落下せり次の夏すでに用意されて
球体に花芽隠しもつヒヤシンスたち土のなか眠りより覚めよ
東京は54年ぶり11月の初雪秋短く真冬へ
花壇に植えたビオラにも観測史上初11月の雪積もる
野の川に落ちそうになるわたしを支えくれし人あり夢の中で
特別支援学校生徒さんが作った額の中ももこがいる
犬の名を呼べど答えず絞り泣くわが声だけが部屋に響けり
あなたが書きし詩が価値もつこの世あなたが吸う空気今ある


昨日描いた庭の桜の落葉の絵
2Bの鉛筆で下描きして透明水彩色絵具で彩色した
背景は黄色を使ったがもう少し手を加えたい
昨年秋も同じサイズのスケッチブックに桜の落葉を描いた
その絵を見ながらももこを思い出し、今年の絵を描いた