スモモの徒長枝を切る

 午前中は晴れたが午後になり、いつまのか雲が出ていた。
 午前中、クレレマチス’ニオベ’のつるを切ることにした。近所の友人がさし芽をしたいと言っていたので電話をすると、クレマチスの剪定枝を取りに来てくれるとのこと。
 友だちの目の前でつるを切り、数本を水を含んだキッチンペーパ―に包んでアルミオイルでくるんであげた。駐車場の空いているところで立ち話をしていたが、話がはずんだので家で紅茶でもいかがと誘う。紅茶を飲みながらつまむようなお菓子は何もないが・・・・・とことわって。
 居間に上がってもらい、紅茶を出すと老犬ももこが寄ってきて「わたしも飲みたい」と言わんばかりなので、悪いけれどケージの中に入らせた。
 いろいろな話をしたが、いちばんインパクトがあったのは、2人が知っているわんこが飼い主さんを咬んだという話。あごをがぶっと咬まれ、救急車を呼んだそうだ。ただ、話を聞くとわんこが一方的に悪いわけではない。散歩中、家に帰りたくてわんこが首輪かハーネスをすりぬけて走ろうとしたところを後ろから抱きかかえたらかまれたそうだ。わんこはとても驚いたのだろう。突然、後ろから覆いかぶさるようにされたので。ただ、飼い主さんがそうするのもわかる。首輪を抜けて走り出したら危ないと思い、必死に止めようとするのは当たり前のことだ。
 わんこを驚かすような行動は避けないといけないと思った。ただ、そう思っていてもいざとなるとこちらもパニックに近い状態になれば、驚かしてしまいそうだ。
 友だちにスモモの実が多すぎて幹が折れそうなので、枝を間引こうと思っていると話したら、せっかくがんばって重さに耐えている木が可哀そうかも、と言われた。確かに花をいっぱい咲かせ、実がたくさんなり、しなって木に負担がかかるように思えるが、そのまま熟すのを待つ方が木にとってはいいことかもしれない。ただ、あまりに重すぎると太い枝や幹が折れることもあるのでそれだけは避けたいと言ったら、実の付いていない徒長枝を切ると少しは身軽になるのでは、と。
 なるほどと思い、午後はスモモの実のついていない徒長枝を高枝はさみで切った。こうすると、スモモの実に太陽の光があたりやすくなり、一石二鳥のようだ。


白いカワラナデシコが(ピンク色の花より)遅れて咲いた


木が高くなりすぎて、下から紫陽花を撮った