雨の中、生け花教室へ

 昨日から雨が降ったり止んだりの天気が続く。降るときは傘をさしても衣服が濡れる土砂降り。老犬ももこの散歩は犬用のレインコートを着せて、なんとか凌ぐ。柴犬レオが来ていたレインコートだが、ももこにサイズ、色柄ともぴったり。グリーン系のタータンチェックに赤い縁取りがかわいい。歩いているももこを上から見ると大きさや体形が似ていて、レオのことを思い出した。
 台風は熱帯低気圧に変わったが、関東地方の大雨はなかなか弱まらない。栃木県鹿沼市に住む従妹とその家族は大丈夫だろうかと心配になり、今朝電話をした。元気そうな声が電話の向こうから聞こえ、少し安心した。川の流域の平地ではなく、山側なので洪水の危険はないようだが、家から広い道路に通じる道が崖崩れで車が通れなくなったとのこと。車で通勤している家族は仕事を休んだそうだ。家から20メートルほど離れたところに裏山があるが大丈夫だろうとのこと。ただ、砂防ダムを建設する計画もあるとのことで、土砂崩れの可能性があるところだから気を付けてねと伝えた。
午後からは夏休み明けの生け花教室へ。生け花の先生は先週、急性肺炎を患い入院したとのこと。退院して数日で今日の教室に来られた。まだ体力の回復が十分でないのがわかる。教室を終えた後、家族の方の車で病院に診察を受けに行かれた。
 今日の花材はつる梅もどき1本、黄薔薇3本、リンドウ3本。黄色い実がたくさんついたつる梅もどきの枝を生かして活けた。大輪の黄薔薇が見事。
 このブログをテレビを見ながら書いている。茨城県常総市を流れる鬼怒川の堤防が決壊した現場で、民家の屋根に避難した方が自衛隊のヘリコプターで救出されるところを見ている。ご夫婦だろうか、それぞれ一匹ずつの犬を抱きかかえて救出を待っていたのだが、無事にわんこも人もヘリコプター内に引き上げられた。犬は白い袋のようなものに入れて、自衛隊員がホールドし、さらに人を抱きかかえるようにして引き上げた。わんこは柴犬のようなので助けを待っているのを見ている間、はらはらしたが無事にご家族ともども助けられ、すごくほっとした。何かの拍子に手を離したら、わんこは逃げ出し、濁流の中に落ちてしまうにちがいない(一度、救出を待つわんこが飼い主さんに抱きかかられながら、手足をばたばたさせてた。ここで手からすり抜けたらと思い、ドキドキした)。もし、わたしが同じようなことになったら、どんなことがあってもももこから手を離さない。

濁流の中に取り残された人たちが一刻も早く助け出されますように


黄色い薔薇と青色のリンドウのコントラストがいい
黄色と青はわたしの好きな配色