鉄砲百合が咲いた

 毎年、雨が降る日に咲き初めるのがわが家の鉄砲百合。梅雨入りの時期と開花が重なるようだ。雨の庭に今朝出たら、鉄砲百合が咲いていた。
 この百合は亡くなった柴犬レオとつながる花でもある。レオがいた2013年。鉄砲百合が咲いたときレオはまだ家にいて、夜中に起きることが多かったレオとの最後の日々を過ごしながら、鉄砲百合が咲いたことを覚えている。この花が終わり、手まり咲きの紫陽花の色が深くなり、最盛期を過ぎた頃にレオはこの世から去った。レオが亡くなった後、鉢植えのアがパンサスが咲いたことも覚えている。
 早朝は小雨だったがだんだん雨足が強くなり、お昼を過ぎてしばらくたつと止んでた。午後は昼寝をした。仏壇のある部屋でごろんと横になると、レオがそばに来るような気がする。老犬ももこと暮らすようになってもレオがわたしの中にいることは確かだ。
 今日のももこの夕食を記しておく。白米のお粥、ナスとトマト,ドジョウインゲンを炒め茹でしたもの、厚揚げ少量、鶏むね肉湯がいたもの、ドッグフード(三種類を混ぜたもの)。手作り食とドッグフードはほぼ半々の量。ももこの食餌は前より見た目の量は増えたがカロリーが低いのかもしれない。動物性たんぱく質を制限するとカロリーを保つ食品が限られてくる。穀類か油脂、糖分。でもこれらをあまり増やすのも良くないと思う。犬は人間と暮すようになり、雑食性の動物になったとはいっても、もともとは肉食動物で動物性のたんぱく質がいちばん消化吸収しやすいと思うから。