ももこさんと庭でのんびり

 朝から晴れて、気持ちのいい一日になりそう。
 先週の土曜日の夜に発熱した風邪の具合は、薬の服用の効果もあり、少しづつ良くなっている。ただ、すっきりと治ったという状態にはなっていない。セキはだいぶおさまったが、こんなに出るのかというほど痰が出る。のど近くに痰が上がってきたようで、これは良くなっているからだと思う。
 気がついてみれば、今日は母の月命日。勘違いで月命日を過ぎてしまったと思ったが、暦を見てそうか今日なのかと朝知った。といっても花を買い、お墓参りは行くのは体力的に無理なので、好物の和菓子をお供えすることにしよう。
 以前は父母の月命日に必ずお花を持って墓参にでかけていたこと思うと、その体力気力に今は驚くばかり。父母には悪いが、ときどきの墓参で許してもらいたい。
 ももこさんは、一日2回の食事が何よりの楽しみ。元気な証しと思っている。散歩は早朝、午前中、昼、夕方、夜と4〜5回ほどだが、家の周りだけとか庭に出すだけのこともある。ときどき30分から小1時間くらい歩くが、年齢のことを考えると長い散歩はあまり頻繁にはできないと思っている。
 わたしが風邪をひいて家にいることが多く、ももこさんを小まめに外に出しているが、出かけるようになったらそうはいかないのが悩みの種。
 でもわんこと暮らすことはこういう悩みの連続のようなところもある。ももこさんにとって、わたしにとって、負担が少ないやり方を工夫するしかない。

 午後は落ち着かない様子のももこさんを誘って庭に出た。庭ですぐ用をたした。いつもならすぐ家に入るところだが、しばらく外に居たい雰囲気なので、庭の通路で腰をおろした。そよ風が庭を通り抜け、草花が首を振るのを見ていると、おだやかな今日一日を感謝したい気持ちになった。こういう日はありそうでめったにあるものではない。
 ももこさんは通路にぺたっとからだを横たえ、地面に生えた雑草を口で引き抜いている。引き抜いた草をももこさんの口から取った。するとこんどは土を食べている。なんでそんなものを食べるの?と言いながら、ももこさんを抱いて地面から離した。その後も、ユキノシタの葉っぱをかじったりしている。胸やけを起こしているのだろうか。
 庭から家に戻ったももこさんは、掘り炬燵に座るわたしの後ろでぐっすりと眠っている。
 

庭の通路に横座りしている、ももこさん


ボランティアグループの女性からいただいた、手作りの革製の黄色い首輪をしている
MOMOKO]という名前と電話番号が焼き付けてある







忘れな草水仙

黄色い花と斑入りの葉っぱにラミュウム、青い尖がり帽子の花のムスカリ

姫リンゴの花が満開に
庭の3枚の写真はいずれも昨日<土曜>に撮ったもの