雨の日、びわの絵を描く

 昨日から打って変わって、冬が戻ってきたような寒さとなった。風邪が治っていないので、買い物以外は外出せずに過ごすことにする。
 日曜日に弟が持ってきてくれた長崎のびわを色鉛筆で描いてみた。見た目がきれいで、味はさらにすばらしく、さすが長崎産のびわと思った。味の良さが絵に表れているとは思わないが、新鮮な果肉の感じは出せたかも。
 老犬ももこさんが家に来てから、色鉛筆で絵を描くことが多くなった。水彩色絵具で色付けすると、水を使うのでももこさんをケージの中に入れるなどしなくてはならず、また、混色してイメージにあった色を作る時間を省きたくなった。もちろん、水彩画は好きなのでもう少し元気になったら、描くつもり。
 びわを描いた後、炬燵のそばで眠るももこさんを色鉛筆で線描きした。柴犬レオの毛色は赤みが強いラコッタ色に近く、光にあたってオレンジ色に輝くのを見ているのが好きだった。ももこさんのはそれよりやわらかく淡い色調だ。