風邪で熱を出した

 土曜日の夜から風邪が悪化して、夜中に悪寒がして熱を出し、咳き込むために一晩中一睡もできなかった。友だちと長電話をしている間も、声がかすれ咳が出て苦しかったがあのとき早めに切り上げればよかったと反省。
 熱を出す程の風邪は、入院中の父親を家に迎える準備をしているとき以来で、あのときは父の退院が風邪のため数週間遅れた。今回はやはり、老犬のももこさんとお見合いして、家に迎える決断をしたり、その後の生活を続ける過程で自分が考えているより疲労がたまっていたために違いない。
 悪寒の後に熱が出て、氷枕でなんとかしのいでいるとき、明日は誰か友だちにももこさんの散歩を頼むしかないと考えた。いつもは別々の部屋に眠るももこさんだが、その日に限ってわたしの部屋で眠っていて、夜中から朝にかけて何度も起きたり、絶えず咳込むわたしのそばで時々目を覚ますがほとんどの時間はぐっすりと眠っているようだった。目を覚まし、こちらを見ているももこさんの顔を見ながら、かわいそうな感じがした。
 日曜の朝になり、いつもと同じ時間に起きて<6時頃>、いつもと同じようにももこさんを庭に出し、トイレをさせて、家の周りの一画を歩いた。家に帰り、朝食を食べさせるとこれ以上起きていられなく、横になった。食事を終えたももこさんがダウンしている枕元に来て、しばらく傍らにいた。心配そうでもあり、わたしに何かしてほしいようでもある。
 お昼近くまで寝たり起きたりを繰り返したが、突然弟が訪れた。枇杷を持ってきてくれた。ももこさんを見て、「レオに似ているじゃないか」と2回言った。ももこさんは弟に近づいて、あいさつした。誰が家に来ても吠えないし、当たり前のように迎える、ももこさん。おっとりしている性格が好き。
 日曜の日中は37,7度ほどあった熱が夕方になり、37、3度に下がり、良くなっているように思った。
 結局、友だちにヘルプの電話をしなかった。雨が降っている日曜の朝に突然、散歩の代行を頼むといわれた友人の困惑を考えた。ただわたしが散歩などももこさんの世話ができない時はあるかもしれないのでそういう時にどうするか、考えておこう、手を打っておこう。

日曜の夜は8時に横になり、そのまま寝たり起きたりしながら今日の朝5時頃まで横になっていた。朝、体温をはかると、36、4度に下がっていた。だが、あいかわらず咳は出るし、痰もたくさん出てくる。しばらく休養することに決めた。
 ブログの更新もその日の体調と相談しながら、できるときはするというやり方で。



庭に面した広縁で眠る、今日のももこさん


目を覚ましてほうーっとしている


愛らしい姫リンゴの花が咲き始めた

赤いチューリップの花が咲いている花壇