クチナシの花の絵を描く

 朝から雨模様で時々雨が降ったが、午後には雨が上がった。
 雨の滴がしたたる庭に出て、何か絵を描きたいと探した。スモモの実はもう描いたし、紫陽花の花は色があせ始めた。くすんだ色が入ってきた紫陽花もいいかなと思ったが、結局、花の盛りにあるクチナシを選んだ。
 白い花は水彩色絵具で描くのは難しいという気持ちがどこかにあるが、あえてトライしてみることに。老犬ももこは絵を描いている間、おとなしくしていた。午前中、鉛筆で下描きし、お昼ご飯をはさんで午後に色づけした。午後はももこをトイレのために外に出して、しばらくももこを膝にのせて遊んでから、絵を描き始めた。
 絵を描き終わり、気になっていた栗の木の伸びすぎた枝をを高枝バサミで切った。庭木の剪定は遅れがちになり、なかなか思うとおりに切れない。
 栗の木を切った後、ももこが外に行きたそうな態度なのでまた外に出し、帰ってくると急に疲れを感じた。8畳に敷いたセンターラグの上に枕を持ってきてバタンと眠りについた。1時間ぐらいで目が覚めたが昼寝をするのは久しぶり。スモモの収穫などが続き、疲れがたまっているようだ。


八重咲のクチナシを描いた
描いている間、甘い香りが鼻をくすぐった