友だちと三軒茶屋で待ち合わせ

 午前中は曇りで午後から雨。時間を追うにつれて雨足が強くなる。
 お昼前に近くの特別支援学校の中にあるカフェに行き、よくここに来られる人から自主出版のご著書を借りた。江戸末期。東海道の宿場町に生まれた遠い祖先が記された生涯にわたる日記の古文書を読み解き(古文書を読める人に読解のほうは依頼したそうだ)、相次ぐ大地震や江戸の大火事など天災、人災の有様、箱根の関所や大井川の渡しなど当時の様子を交えて、物語風に記述したそうだ。著者によると、大きな天災人災は起こったが江戸時代は戦争のない平和な時代だったということを伝えたいそうだ。
 お昼頃家に帰り、昼食をとり、午後は三軒茶屋へ。友人のご主人が仕事を退職後、通信教育で某造芸術大学の写真科を卒業し、その作品を喫茶店の一部を借りて展示している。その案内をいただいたので、作品を見た後、お茶でも、ということで会った。駅前のキャロットタワーというビル内のカフェで、作品数はそれほど多くないが写す人の視点が感じられる写真だと思った。
 友だちと1時間半近く言葉のキャッチボールを楽しんだ。
 帰り、多摩川の河川敷を眺めながらバスに乗った。雨が降りしきる河原は柴犬レオとよく散歩した見覚えのある風景が広がっている。あの頃よりホームレスが住む小屋が目立つことに時間の流れを感じた。