歌会の詠草をまとめて発送した

 朝はそれなりに気温が下がったが日中は暖かくなった。陽射しがある時間はコートなしでで外に行くことができた。
 午前中には近くの特別支援学校に行き、校内のカフェでいつものように入れたての珈琲を楽しんだ。この春卒業する三年生が厨房に入り、美味しい珈琲を入れてくれた。ここで顔なじみになった生徒が卒業して顔を見れなくなるのは一抹の寂しさがある。
 知り合いの男性は郷里に残された古文書を読み解き、江戸時代の後期を生きた自分の祖先の物語を執筆している。東海道53次の宿場のひとつ掛川宿に祖先は住み幕府から松林の管理を任され、苗字帯刀を許されたという。こんな話を聞きながらカフェにいつもより長居をした。
 一昨日の歌会が締め切りだったみなさんの詠草を昨日から、ワードを使い打ち込みまとめた。今日はプリントアウトしたものをコンビニのコピー機で人数分コピーし、互選票とともにそれぞれに発送した。コピーをとる前に一字一句間違えがないか確認したが数か所訂正が必要なところがあった。人の歌をまとめるのは気を使うので疲れる。
 夕方近くに郵便局に持って行き発送した。郵便局と言っても50mも離れていない所にあるのでとても助かる。
 日曜日から日中は外で干していた蒸し芋はネットで防御しても結局、鳥たちにつっつかれてしまい、しかたなく一部を鳥たちにやり、残りは室内で陽にあてている。風にあたらないので乾燥は遅くなるのはしかたがない。
 詠草を発送した後、開放感を感じた。気になっていた庭や駐車場の枯葉を掃除した。数週間くらい掃除していない。1月に大雪が降った後、数日してから腰が痛くなり、痛みが治まったので庭仕事をしたらぶり返した。それから腰をかがめる作業は避けてきた。腰を気にしながら庭掃除をしたり、枯れた宿根草の葉を切り取ってきれいにしたりした。気がつくと腰をかばうことなく作業をしていて、またぶり返したら大変と思った。

 赤あかとはちきれそうに沈丁花薫りほとばしる日近からむ

 わが庭でいちばん人気の桃の木にむくどり夫妻が長居してをり

 年どしに時季がめぐれば咲く梅よおまへも吾も一年生きぬ

 透明な壁を隔てて吾と鳥きさらぎ十五日の命なりけり

 室外機の上に置きたる蒸し芋がつがいの目白の朝食となる

 ひよどりにむく鳥、目白、鳩も来て冬の狭庭ひとときにぎわふ