朝は青空が広がり、のち冷たい雨

 今日は肩すかしを食ったような変な天気の日。朝方は晴れて久々に青い空を眺めることが出来た。陽射しが庭の花たちに降り注ぎ、野鳥が梅の花の蜜を吸いに訪れた。
 梅の木に最初訪れたのは愛らしいメジロの夫婦。細い枝にとまり、花のほうに首を伸ばす様子が可愛くて見飽きない。そこへ独身(?)のヒヨドリが来た。メジロたちは急いで飛び去る、ヒヨドリも同じように枝にとまり、首をのばして花蜜を吸う。ヒヨドリはかわいいとは思わないが、頭の毛が逆毛だっているのが愛嬌がある。メジロもシジュウガラも整髪料でなでつけたようなつるんとした頭なのに、ヒヨドリはいつ見ても頭の天辺から後頭部の毛がふわっと立っている。若者感覚のヘアースタイルなのだ。
 ヒヨドリが一羽で梅の木にかなり粘っているが、デジカメを向けたら何かを察したのか飛び去った。しばらくしてまたメジロが戻ってきた。白黒のシジュウガラの夫婦もやってきたが、先客に遠慮して近くの木に移動した。
 陽射しが出ると庭が活気づくような気がするが、これもお昼くらいまで。家の中にいて気がついたら雨が降っていた、それもかなり降り方で庭に水たまりができている。急に気温が下がり、さきほどのうきうきした気持ちが引っ込んでしまった。昨日の外出の疲れがあるようで、家でのんびり過ごすことにした。


実のなる梅
今年は花つきがよくないが、老木なので少し休んでほしいと思っている

庭に面した部屋から眺めた実梅の花
この木にメジロヒヨドリが訪れた


紅白の絞り模様の八重咲き椿
ほぼ満開



満開の青紫色のクロッカス
雨で散る花もあるだろう



白花の沈丁花はこれから咲き始める