木槿や庭の境界に植えた木を剪定

 朝の空は薄い雲が出ていて、青空が透けて見え、寒々しく感じた。庭の柿の木に残った2個の柿の実に、今日も鳥たちが訪れる。わたしが観たのは、目白と雀。雀のほうが少し身体が大きいためか、スズメが近づくと目白は避けるようにする。目白はこの庭に訪れるいちばん小さな鳥のようだ。
 庭に何本かある木槿の一本を剪定した。樹高が高いので脚立に乗って剪定バサミで短めに切る。木槿は短く切っても夏になると長い枝を伸ばし、花芽をたくさん付けて、初夏から秋にかけて咲き続ける。ひとつの花は1〜2日しか咲かないが、新しい花が咲き継いでいく。
 ついでに、お隣との境界に植えた背の低い木槿と、名無しの背の低い落葉所を剪定した。この落葉樹に花が咲いたのを見たことはないが、芽吹きの頃はうっすらと赤みを帯びた小さな葉が美しい。
 剪定枝をまとめて紐で束ねたり、ゴミ袋に入れた後、落ち葉が目立つ庭の通路を掃除したがお昼近くになったので、途中で切り上げた。




硝子戸に映るわが顔映らない顔在りしとき懐かしみたり
湯を入れたマグカップ包む冷たい手温もる一人の冬
冬雲は青を透かしたり日輪は冴えて冷たし中空に光る


父が買った名無しのバラ
植えているのが駐車場の後ろでいちばん寒い所だが
花を咲かせている


ドウダンツツジが真っ赤に色づいた