雨のち曇り、午後は生け花教室へ

 朝は雲の合間にところどころ青空が見えていた。時間が進むにつれ、厚い雲におおわれ、雨が降り出した。気温が上がり、生暖かい。
 午前中は短歌の本を読んだりして過ごした。
 昨夜のことをときどき思い出した。お向かいのご夫婦が夜6時頃、訪ねてきて、〈ご主人の)お母様が亡くなられたことを伝えた。葬儀は内輪ですませ、家には祭壇がしつらえてあるという。さっそく、しかるべき服装に着替え、ご焼香に伺った。奥さんから入院して思わしくない状態であることは聞いていた。がんばって回復されるといいという気持ちと今回はもしかしたら・・・・という気持ち半々だったので、やっぱりという思いもあった。亡くなられた方は60年ほど前からわが家のお向かいに住んでいて、こどものときはその方の家に遊びに行った記憶もある。わたしにとってある時代が消えていくような寂しさがある。ある時代とは、父や母、その方が元気で子育てをしていた時代、わたしのこども時代かもしれない。
 雨が止んだ午後、近くの生け花教室へ。今日の花材は白塗りの枝1本、ルスカス(葉〉3本、ピンクカーネーション3本、カンガルーポー2本。クリスマスを意識した色の組み合わせのようだ。白塗りの枝を枝分かれしている所から切り、2本にわけ長い方を中心に生けた。


今日は一度生けた花を剣山から抜いて、同じ長さのまま生け直した
写真は2回目の花
どちらも先生の手直しが入っている